東京バンドワゴン、11作目読了。ヒア・カムズ・ザ・サン 東京バンドワゴン - サイエンス工房KOZAの続きの物語となってます。
本作は、前回のブログで述べたように、昭和の家族をテーマにしておりますが、現代の家庭へのアンチテーゼとなっています。
本作では、中学を卒業した研人や花陽の成長を描きながらも、繋ぐということを意識されているだろうと思われる作品でした。四季を通して紡がれていく物語はきっといつかは誰かのためになるだろう。。。
僕のやりたい、サイエンスカフェは決して儲かるものではないかもしれない、でも継続もしないと意味がないので、ビジネスも考えないといけない。僕の生きているうちは継続したい。そしてどこかの誰かにとってのきっかけになったらうれしい限り。
下記の文章が印象に残りました。
「思いは、繋がります。願いは、叶います。繋がらない思いもあるでしょうし、叶わない願いもありますが、それはそのままその人の人生となって、いつか違う誰かの力になるかもしれません。」
小路幸也 著
2018年4月