2023年4月22日、こどもたちに科学者の視点から何かを始めるきっかけを提供する場所、「サイエンスカフェ広場 りっかRIKA」を、地元のコザ銀天街にてオープンいたしました。
お店のスペースは限られていますが、独自の雰囲気の中で、ワイワイガヤガヤとした楽しい雰囲気の中で、緊張を感じずに、講師と同じ目線でイベントを楽しむことができます。
ここは学校や塾ではないので、単に「答え」を探す場所ではなく、不思議なことに気づき、新たな発見を共有する場所です。
「Sence of Wonder」が広がる場所として、こどもたちに刺激を与えたいと考えています。
専門家にご協力いただいている独自イベント「りっかRIKAサイエンス」では、こどもたちがお小遣いで参加できる、500円としております。お店での参加は物理的に人数が制限されるため、みなさまのご意見を参考に、オンライン参加ができるよう年間サポータ制度を導入しました。
りっかRIKAは代表者の私一人で運営しており、大学時代の先輩、同期、後輩の研究者や編集者時代の著者の先生方、編集者仲間たちのご協力に支えられています。沖縄から発信し、科学を通じて世界に向けて、未来を創るこどもたちに何か新しい可能性を提供する場所でありたいと思っています。
私は「りっかRIKA」で、テレビの情熱大陸のように、専門家の熱のこもったお話とともに、その視点に触れてもらいたいと願っております。そして、他人の視点に気づくことが重要である一方で、主観性も大切にし、自分の想いを突き詰めることで、新しい道が拓けると信じています。
「沖縄、日本から世界を代表する科学者が10年、20年後に出てくることを心から楽しみにしています!」
先日から募集している、活動支援金と、年間サポータ制度にご協力いただいている方をご紹介させていただきます。
りっかRIKAの活動に興味を持っていただいた企業のみなさまからのスポンサーも随時募集しております。
【活動支援金支援をしてくださったみなさま】
井上さま(大分県)
小林さま(沖縄県)
森さま(東京都)
西村さま(東京都)
盛島さま(沖縄県)
座間味さま(沖縄県)
真志喜さま(沖縄県)
【年間サポータ制度にご入会いただいたみなさま】
島尻さま(沖縄県)
一戸さま(東京都)
島袋さま(沖縄県)
田中さま(沖縄県)
知花さま(沖縄県)
儀部さま(沖縄県)
谷口さま(神奈川県)
橋本さま(茨城県)
また、活動支援金を寄付してくださった方々と、年間サポータ制度にご協力いただいた方々に心から感謝申し上げます。
これからも、みなさまの温かいご支援を大切にし、りっかRIKAの活動を進めてまいります。
みなさまの想いがこもった活動支援金は、今後のりっかRIKAの機材購入や活動運営費として、大切に使わせていただきます。
本当にありがとうございます。これからも頑張ってまいります。
最後に、編集者時代に私が企画編集した本の著者であり、尊敬する研究者、井上研三さんの言葉をご紹介させていただきます。この言葉を通じて、みなさまに新たなインスピレーションを感じていただければ幸いです。私自身も井上さんの書かれた文章を実現するためには、まだまだ完全な理解はできておりませんが、この言葉の意味を理解すべく、自らの人生を満足いくものにするために頑張りたいと思っています。
井上研三著 「素粒子物理学」あとがきより
https://kyoritsu-pub.sakura.ne.jp/app/file/goods_contents/82.pdf
未知の領域で研究を進めるにあたって心すべきことは、 自分は「何が一番重要で基本的なこと」と確信できるかを、 徹底的に突き詰めることである! これは極めて主観的な作業である。 中途半端で安易な主観性はただの主観止まりである。 とことんまでやらなければならない。 「主観」を究めてたどり着いた結論は、極めて「客観的」であり、 ものごとの本質を突いているものである。